新NISAの投資信託はどう選ぶ?初心者向け商品選び完全ガイド

新NISAの口座を開設し、毎月の積立額まで決めた。
次に迷いやすいのが、「何を買えばいいのか」ということです。

証券会社の商品一覧を見ると、
オルカン、S&P500、NASDAQ、バランスファンドなど、
たくさんの商品が並んでいます。

「人気の商品を選べばいいのかな」
「1本だけでは不安かも」
「もっとコストが安い商品があるのでは?」

私も以前は、調べるほど気になる商品が増えていました。
日本株や米国ETFなど、いろいろな投資方法を経験したあと、
現在は全世界株式の投資信託を主軸にしています。

その経験から、今は商品名を決める前に、選ぶための判断軸を持つことが大切だと考えています。

このページでは、投資信託の仕組みから、投資先・分散・コスト・本数まで、
初心者の方が疑問に合わせて読めるように記事をまとめました。
最初から全部読む必要はありません。今、気になっているところから進んでみてください。

商品選びで、まず確認したい5つのこと

  1. 何に投資する商品なのか
  2. どのくらい分散されているのか
  3. どのような値動きが考えられるのか
  4. 保有中にどのくらいのコストがかかるのか
  5. 自分の家計や目的に合っているのか

今の疑問から、読む記事を選ぶ

すでに知りたいことが決まっている方は、こちらからどうぞ。
商品選びの流れを最初から知りたい方は、次の「① 投資信託の仕組み」から進んでください。

「投資信託って、そもそも何?」
▶ 投資信託の仕組みを知る

「オルカンとS&P500で迷っている」
▶ 全世界株式とS&P500の違いを知る

「オルカン1本で本当に大丈夫?」
▶ オルカン1本の分散とリスクを確認する

「投資信託は何本持てばいい?」
▶ 保有本数の考え方を整理する

「本数を増やせば分散になる?」
▶ 本数・口数・資産配分の違いを知る

「株式100%のままでいい?」
▶ 全世界株式だけで運用するリスクを考える

「信託報酬以外の費用も気になる」
▶ 実質コストと運用報告書の見方を知る

「ETFと投資信託、どちらが自分に合う?」
▶ ETFと投資信託の違いを比較する

① まず、投資信託の仕組みを知る

投資信託は、多くの投資家から集めたお金をまとめて、
運用方針に沿って株式や債券などへ投資する商品です。

ただし、投資信託なら何でも同じではありません。
投資する国や資産、運用方法によって、値動きやリスクは異なります。

まずは、商品を選ぶときによく出てくる言葉を整理します。

▶ 投資信託とは?初心者向けに仕組みを解説
投資信託の基本、インデックスファンドとアクティブファンドの違いを知りたい方へ。

② 何に投資するかを考える

投資信託の仕組みが分かったら、
次は「どの商品が人気か」ではなく、
「どこへ投資したいか」を考えてみます。

全世界株式とS&P500は、どちらも株式へ投資する商品ですが、
投資対象となる地域の範囲が違います。

また、同じ株式でも、特定の国や業種に集中する商品があります。
直近の成績だけではなく、投資先の特徴を確認することが大切です。

▶ 全世界株式とS&P500はどっち?違いと選び方
オルカンとS&P500の投資対象を比較したい方へ。

▶ オルカン1本は危ない?全世界株式だけの投資を考える
「世界に分散しているなら、1本だけでいいの?」と気になっている方へ。

③ 分散と資産配分を考える

商品選びでは、「分散」という言葉をよく見かけます。

ただ、分散には、国や企業を分けることと、
株式・債券など異なる資産を組み合わせることがあります。

オルカンは世界各国の多くの企業へ投資できますが、
基本的には株式へ投資する商品です。
世界の株式市場が大きく下がれば、値下がりする可能性があります。

私は、株式と債券の割合を考える前に、
生活に必要なお金、近いうちに使うお金、
長期間使う予定のないお金を分けて考えるようにしています。

▶ 初心者向けポートフォリオの考え方|家計全体から整理する
投資するお金と、現金で確保するお金を考えたい方へ。

▶ 株式100%は危ない?全世界株式だけで運用するリスク
国や企業への分散と、資産の種類を分けることの違いを知りたい方へ。

▶ 債券は必要?ポートフォリオに入れる場合の考え方
株式以外の資産を組み合わせる目的を整理したい方へ。

④ 投資信託を何本持つか考える

「1本だけでは不安だから、複数持った方がいいのかな」
と感じることもあります。

ただし、投資信託の本数を増やせば、
必ず分散が広がるわけではありません。

例えば、全世界株式とS&P500を両方持つ場合、
投資先の米国企業が一部重なります。

米国株の比率を高めたいなら、その組み合わせには理由があります。
一方、本数を増やすこと自体を目的にする必要はありません。

▶ 投資信託は何本あれば分散になる?本数・口数・資産配分の違い
まず「本数を増やすこと」と「分散すること」の違いを知りたい方へ。

▶ 投資信託は何本持つべき?初心者は1本でもいい理由と判断基準
分散の仕組みを理解したうえで、自分が何本持つか考えたい方へ。

⑤ コストを確認する

投資信託を長期間保有するなら、
運用中にかかるコストも確認しておきたいところです。

まず購入前に確認できるのが、信託報酬です。
ただし、実際の運用では、信託報酬以外の費用も発生します。

私は、コストを無視しない一方で、
一番安い商品を探し続けることが目的にならないようにしています。

▶ 信託報酬はどこまで気にする?安い商品へ乗り換える判断基準
信託報酬の小さな差を、どう考えればいいか知りたい方へ。

▶ 実質コストとは?信託報酬・総経費率の違いと運用報告書の見方
購入前に分かる費用と、運用後に確認できる費用を整理したい方へ。

⑥ ETFと投資信託の違いを知る

同じような投資先でも、ETFと一般的な投資信託では、
売買の仕方や分配金の扱い、積立・管理の手間などが異なります。

私自身、以前は米国ETFを使って運用していました。
現在は、管理のしやすさなどを考えて、投資信託を中心にしています。

どちらが優れているかだけでなく、
自分がどう買い、どう管理したいかまで含めて考えます。

▶ ETFと投資信託の違い|実際に両方使って感じたこと
ETFと投資信託のどちらを使うか迷っている方へ。

⑦ 選んだ商品を、値下がりしたときも持てそうか考える

商品の仕組みやコストを理解しても、
実際に値下がりすると不安になることがあります。

「思っていたより大きく下がった」
「別の商品にしておけばよかったのかな」

そんなときに慌てて判断しないためにも、
商品を選ぶ段階で、どのような値動きがあり得るかを確認しておきたいところです。

ただし、無理に持ち続けることを正解にする必要もありません。
家計や投資の目的が変わったなら、積立額や投資方針を見直すこともあります。

▶ 株式100%は危ない?全世界株式だけで運用するリスク
株式中心の値動きを、あらかじめ理解しておきたい方へ。

▶ 積立投資で不安になったときに読んでほしいこと
すでに積立を始めていて、続けるか見直すか迷っている方へ。

商品選びで迷ったときに、やらなくていいこと

投資信託を調べていると、
次々に新しい商品や情報が気になるかもしれません。

でも、最初からすべての商品を比較する必要はありません。

人気ランキングの上位を全部買う必要も、
誰かと同じ組み合わせにする必要もありません。

私も以前は、気になる商品を調べては、
「もっと良い組み合わせがあるのでは」と考えていました。

今は、商品を追加したくなったら、
まず次のことを確認するようにしています。

  • 今持っている商品と、投資先はどう違うのか
  • 追加すると、資産全体の配分はどう変わるのか
  • その商品を持つ理由を、自分の言葉で説明できるか
  • 今後も無理なく管理できそうか

商品を増やす前に、今の投資方針を確認する。
私にとっては、それが迷いを減らす方法になっています。

まとめ|商品名より、自分が納得できる判断軸を持つ

投資信託の商品選びに、誰にでも当てはまる一つの正解はありません。

投資する国や資産、分散の範囲、値動き、コスト。
そして、自分の家計や投資の目的。

こうしたことを一つずつ整理すると、
「人気だから」「最近よく上がっているから」
という理由だけで選ばずに済むようになります。

私自身、いろいろな商品を経験してきましたが、
今は全世界株式の投資信託を主軸にしています。

それは、誰にとっても1本が正解だと思っているからではありません。
自分が投資先を理解できて、家計に無理なく、管理しやすい形だからです。

まずは、今気になっている疑問を一つ選んでみてください。
その答えが分かったら、次の疑問へ。

商品選びは、一度にすべてを理解しなくてもいいと思っています。

商品選びを整理できたら、今の状況に合わせて次へ

まだ積立設定をしていない方は、新NISAの始め方ガイドに戻って設定まで確認できます。


→ STEP2|新NISAの始め方・積立設定を確認する

すでに積立を始めている方は、値下がりや「このままでいいのかな」と感じたときの考え方を整理しておくと、迷ったときに戻る場所になります。


→ STEP4|新NISAを始めた後の不安を整理する

ほかのSTEPも確認したい方へ
家計の準備から新NISAの開始、商品選び、積立後の見直しまで、
ブログ全体の流れを確認できます。

→ 新NISA・積立投資の6STEPロードマップを見る

※本ページは筆者個人の経験や考え方をもとにしたものであり、
特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。
投資信託には価格変動などのリスクがあり、元本割れの可能性があります。
投資判断は、ご自身の目的や家計状況を踏まえて行ってください。

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