インデックス投資信託は何本持つべき?初心者は1本でいい理由

インデックス投資を始めようと思ったとき、
意外と悩むのがこれです。

「投資信託って何本持てばいいんだろう?」

私も最初は、1本で本当に大丈夫なのか不安でした。
むしろ、いくつか組み合わせた方が“賢そう”に見えて、
2〜3本くらいに分けたほうがいいのかな…と考えていた時期があります。

ですが、インデックス投資を続けていく中で、
今は「まずは1本で十分」という考えに落ち着きました。

この記事では、

  • 投資信託は何本持つべきか
  • 本数を増やすデメリット
  • S&P500と全世界株を両方持つのはありか

について、私の考えと実体験をもとにまとめます。

1本で不安になるのは自然だと思う

投資を始めたばかりの頃は、

  • 分散しないと危ない
  • 1つに決めるのは怖い

と感じやすいと思います。

私も同じでした。

ただ、インデックス型の投資信託は、
そもそも中身がすでに分散されている商品が多いです。

例えば、全世界株式インデックスの場合、
数千社の企業に分散投資されています。

そのため、
「1本しか持っていない」
というより、

1本で世界中の企業に投資している

という見方もできます。

インデックス投資信託を複数持つデメリット

投資信託の本数を増やすこと自体は悪いことではありません。

ただ、個人的にはデメリットもあると感じています。

①同じ銘柄に重複投資しやすい

例えば

  • S&P500
  • 全世界株式

を両方持つと、
実はアメリカ株の比率がかなり重複します。

分散しているつもりでも、
中身を見ると似たようなポートフォリオになることも多いです。

②管理が少しずつ複雑になる

投資信託が増えると、

  • どの割合で積立するか
  • どれを増やすか
  • どれを取り崩すか

こうした判断が増えていきます。

積立投資は、
できるだけシンプルな方が続けやすい
と私は感じています。

③出口で迷いやすくなる

積立投資は、始めることよりも

取り崩すとき(出口)

のほうが難しい場面があります。

本数が増えるほど

  • どれを売るか
  • どの順番で使うか

といった判断が増えます。

だから私は、
主軸を1本にしておく方が
迷いにくいと感じました。

S&P500と全世界株を両方持つのはあり?

よくある質問がこれです。

「S&P500と全世界株を両方持つのはありですか?」

結論から言うと、
間違いではありません。

ただ、個人的には
「どちらか1本でも十分では?」
と思っています。

理由はシンプルで、
全世界株式のインデックスには
すでにアメリカ株が多く含まれているからです。

つまり

  • S&P500
  • 全世界株

を両方持つと、
結果としてアメリカ株の割合が
かなり高くなります。

それを理解した上で
「アメリカを多めにしたい」
という意図があるなら問題ありません。

ただ、初心者の段階では
そこまで細かく考えなくても
良いのではないかと思っています。

初心者が投資信託を増やしすぎる理由

初心者の頃は、
投資信託を増やしたくなる理由がいくつかあります。

なんとなく分散した方が安心

1本だけだと不安なので、
いくつか持っておけば安心する。

これはとても自然な感覚です。

いろいろな情報を見る

投資を始めると、

  • S&P500がいい
  • 全世界株がいい
  • 新興国も必要

など、さまざまな情報を目にします。

すると
「全部持っておいた方がいいのでは?」
という気持ちになりやすいです。

完璧なポートフォリオを作ろうとする

初心者の頃ほど、
「最初から正解を当てたい」
と思いやすいです。

ですが、実際には
未来の相場は誰にもわかりません。

だから私は、
完璧なポートフォリオよりも、
続けられる形を作ること

のほうが大切だと思っています。

それでもサテライトを考えることはある

とはいえ、
今でもふと考えることはあります。

「もう1本くらい、
サテライト的に持ってもいいのかな?」

例えば

  • 主軸:全世界株式
  • サテライト:高配当や特定テーマ

こういう考え方自体は
否定するものではありません。

ただし大事なのは
主軸をぶらさないこと
だと思っています。

私の結論:まずは1本で十分

もし初心者の方に
「投資信託は何本持てばいいですか?」
と聞かれたら、
私はこう答えると思います。


広く分散されたインデックス型の投資信託を、
信託報酬が低いものから1本選べば十分。

いきなり完璧を目指す必要はありません。

積立投資は、
正解を当てるゲームというより


迷いにくい形を作って、
淡々と続けること

のほうが大事だと感じています。

※本記事は筆者個人の経験や考え方をもとにした内容であり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。

投資には価格変動リスクがあり、元本割れの可能性があります。最終的な投資判断はご自身の家計状況や目的を踏まえて行ってください。

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