積立投資を続けていると、ふとしたタイミングで「このまま続けていて大丈夫かな?」と感じることがあります。
私自身も、積立を始めた頃は、相場が下がって評価損益がマイナスになり、それが数ヶ月続いた時に、少し不安になったことがありました。
ただ今振り返ると、その「やめたくなった気持ち」とどう向き合ったかが、積立投資を続けられている理由になっていると感じています。
この記事では、積立投資をやめたくなった理由と、それでも続けてきた中で考えてきたことを、私自身の体験をもとにお話しします。
積立投資をやめたくなる瞬間は誰にでもある
積立投資は「長期・分散・継続」が大切だと言われますが、実際に続けてみると、気持ちが揺れる場面は意外と多いものです。
- 相場が下がって含み損が続いたとき
- 収入が減ったり、支出が増えたりしたとき
- 他の投資がよさそうに見えたとき
私自身も、これらすべてを経験してきました。
「やめたい」と感じること自体は、決して珍しいことではなく、積立投資を続けていく中で、多くの人が一度は通る道だと思っています。
相場が下がって評価損益がマイナスになったとき
積立を始めた頃、相場が下がって評価損益がマイナスになると、正直なところ、数字を見るのが少しつらく感じていました。
デイトレードでも積立投資でも結果が出ていないように見えて、「そもそも自分は投資に向いていないのかもしれない」と考え始めたこともあります。
その頃は、積立額を減らした方がいいのではないかと迷ったり、FXや不動産投資、副業など、他に利益が出そうな方法を探したりもしていました。
ただ、積立投資を続ける中で、ある時から見え方が少しずつ変わってきました。
相場が下がっている間も、積立は自動的に買い増しを続けています。その結果、相場が回復した時、評価損益が思っていたよりも早く戻る感覚がありました。
特に印象に残っているのが、プラスに転じた瞬間です。下落していた時に積み立てていた分が一気に効いてくる感覚があり、「下がっている時に買っていたことの強さ」を実感しました。
今では、相場が下がると「安く買える時期が来たな」と自然に思えるようになっています。
出口はまだ先だと考えているので、目先の評価損益に一喜一憂するよりも、積立を続けること自体に意味があると感じています。
収入が減ったり、支出が増えたりしたとき
積立投資を続けていると、相場の動きとは別に、現実的な問題に直面することもあります。
収入が減ったと感じた時や、思わぬ出費が重なった時には、「このまま積立を続けて大丈夫だろうか」と考えることがありました。
私の場合、こうした場面では、無理をして積立を続けるよりも、まずは家計を優先することを意識しています。
積立投資は大切ですが、生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。必要であれば、積立額を見直したり、一時的にペースを落とすことも選択肢だと考えています。
「続けるためには、無理をしないこと」——これが、積立投資を長く続ける上で、とても大事なポイントだと感じています。
他に良さそうな投資を知ったとき
積立投資を続けていると、他にも魅力的に見える投資の話が目に入ることがあります。
FXや不動産投資、副業など、「こちらの方が利益が出るのでは」と感じることもありました。
私は、投資に絶対的な正解はないと考えています。そのため、全体の資産に大きな影響が出ない範囲で、気になった投資を試すこともあります。
ただし、どんな場合でも、積立投資をやめることはありません。
積立はあくまで資産形成の土台であり、そこを崩さないからこそ、他の投資や取り組みにも、落ち着いて向き合えると感じています。
これから始める人・悩んでいる人へ
積立投資を続けていると、やめたくなる瞬間は、誰にでも訪れると思います。
相場が下がって不安になったり、家計に余裕がなくなったり、他の投資が魅力的に見えたり。そうした気持ちを感じること自体は、決して間違いではありません。
大切なのは、その気持ちを無理に押さえ込むのではなく、自分なりに向き合いながら、「続けられる形」を探していくことだと思っています。
私の場合は、積立を資産形成の土台に置きつつ、無理のない範囲で調整しながら続けることで、少しずつ気持ちが楽になっていきました。
積立投資は、短期間で結果を出すものではありません。だからこそ、完璧を目指さず、立ち止まりながらでも続けていくことが、一番の近道なのかもしれません。
【免責事項】
本記事は筆者の個人的な知見に基づく一般的な情報であり、正確性を保証するものではありません。
投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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