積立投資を続けていると、どこかのタイミングで必ずこう思います。
「これって、いつまで続ければいいんだろう?」
きっかけは人それぞれですが、よくあるのは
- 相場が下がった(暴落)
- 年齢が上がってきて不安になった
この2つが多い印象です。
この記事では「何年が正解!」と断言するのではなく、自分で判断できる“軸”を整理します。
迷ったときに立ち返れる考え方として使ってもらえたら嬉しいです。
👉 新NISAの全体像(始め方・流れ)を先に整理したい方は、こちらの完全ガイドも参考になります。
積立投資に「明確なやめ時」はない
いきなり結論になりますが、積立投資に万人共通のやめ時はありません。
なぜなら、積立投資は「商品」ではなく、人生の目的を叶えるための手段だからです。
目的が違えば、ゴール(やめ時)も変わります。
まずはここを押さえるだけでも、必要以上に焦らなくて済みます。
老後資金が目的なら「定年」がひとつの目安
もし積立投資の目的が老後資金なら、定年がひとつの目安になると思います。
定年までは「積み立てる期間」。
定年後は「取り崩す期間」。
こうやって段階を分けて考えると、
「いつまで積み立て続けなきゃいけないの?」という不安はかなり減ります。
積立投資は、一生積み立て続ける必要はありません。
目的に合わせて、自然に形を変えていけばOKです。
目標金額に到達したら終えてもいい
「定年」以外にも、わかりやすいゴールがあります。
それが目標金額です。
たとえば、
- 老後資金として○○万円を作りたい
- 教育費の一部を○○万円用意したい
- 将来の安心材料として○○万円の“クッション”が欲しい
こうした目的があるなら、目標に到達した時点で、
積立を止める(または減らす)という判断は自然です。
終える=失敗ではありません。
“目的を達成したから終える”なら、それは成功です。
なぜ「10〜30年」が目安と言われるのか
ここでよく出てくる疑問が、
「じゃあ、何年くらい続ければプラスになりやすいの?」という話です。
これは投資対象(世界株か米国株か等)や始めるタイミングによって変わるので、
断言はできません。
ただ、一般的に言われているのは、
- 株式は短期だとブレが大きい
- 過去データでは15年以上の長期になるほど、プラスになる確率が高くなる
- 積立投資は購入タイミングが分散されるため、10年以上で安定しやすい
という傾向です。
なので私は、最低10年、現実的には10〜30年くらいの長期目線で考えるのが自然だと思っています。
(もちろん、途中で「目的」や「家計状況」が変われば、その都度見直してOKです)
暴落や年齢が気になったら「やめる」ではなく「見直す」
積立投資をやめたくなるタイミングで多いのが、暴落と年齢です。
暴落のとき
相場が下がると不安になります。
でも、暴落は「異常事態」というより、長く投資をしていれば必ず起きることです。
暴落時にいちばん避けたいのは、焦って判断してしまうこと。
その場の感情で「全部やめる」を選ぶ前に、いったん深呼吸して、見直しという選択肢を思い出してほしいです。
年齢が上がってきたとき
年齢を意識し始めると、リスクが気になってきます。
これも自然なことです。
ここでも大切なのは、やめる/続けるの二択にしないこと。
選択肢は、実は3つあります。
- 積立額を減らす
- 一時的に止める
- そのまま続ける
「見直して調整できる」のが、積立投資の強さでもあります。
不安が強い時は、こちらの記事も参考になると思います。
▶ 新NISAを途中でやめたくなった時に読む記事|不安との向き合い方
私はどう考えているか(実体験)
私自身は、積立投資については基本は続ける前提です。
ただし、状況次第で柔軟に判断するつもりでもあります。
全世界株式の投資信託を選んだのは、
世界情勢が極端におかしくならない限り、世界経済の成長の恩恵を受けられると考えているからです。
そして、少なくとも「平均点」は取りやすいと感じています。
この考え方に落ち着いたことで、投資のことで頭がいっぱいになる時間が減り、
家族サービスや本業、副業など、他のことにリソースを使えるようになったのは大きな変化でした。
10年の試行錯誤をまとめた記事も書いているので、よければこちらもどうぞ。
▶ 積立投資を10年続けてわかったこと|遠回りしてシンプルに戻った話
※上のリンク先スラッグは例です。公開した記事URLに合わせて差し替えてください。
まとめ|やめ時を決めるより「見直し基準」を持つ
積立投資は、
「いつやめるか」を決めるより、「どうなったら見直すか」を決めておく方が、ずっと続けやすいと感じています。
- 目的が老後資金なら、定年が目安
- 目標金額に到達したら、終える・減らすのも自然
- 暴落や年齢が気になったら、やめる前に見直す
大切なのは、投資が生活を邪魔しないこと。
自分の目的に合わせて、長く付き合っていけばOKです。
新NISAの全体像を整理したい方へ
制度の仕組みや始め方を一度整理すると、不安が軽くなることがあります。
▶ 新NISAとは?初心者でも失敗しない始め方【完全ガイド】
※投資には価格変動リスクがあります。最終的な投資判断はご自身の判断でお願いします。

